災害看護師
災害看護師が活躍できる場所というと、地域ごとの災害拠点病院があります。
各都道府県に1か所以上置かれており、災害時の病気・けが人の対応はここをメインに行います。
当然ですが、災害とはいつ起こるかわかりません。日本は自然災害が多く。
先の震災の影響で今後の大地震が予想される地域も出てきました。
自然災害は防ぎようがなく、大規模な災害が起きた時には多くの患者が病院に殺到します。
そんな時に災害看護師がいれば、迅速な手当が可能になるのです。
災害看護師は認定看護師資格の一環なので、取得者はそれほど多くありません。
また、災害拠点病院も多数あるわけでは無いので、一人だけでは転職が難しくなります。
他のケースでの転職でもいえることですが、民間の支援サービスを利用して
求人を探しましょう。要望を伝えれば、早い段階で求人が見つけられます。
気になるのが「災害看護師」としての給料。一般の看護師資格に加えて専門資格の
手当がつくケースもありますが、それ以外はあまり差がないようです。
最も、資格を取った最大の目的は自身のキャリア・スキルアップでしょうから、
災害看護師の資格自体で大幅に収入をアップする理由はあまりないのかもしれません。
給料の基準は病院ごとに違いますし、看護師個人が持つ能力や職歴なども合わせた
複合的な要素で決定されます。高額求人を探したいなら、人材評価がしっかりしているところが良いですね。
狙い方によっては月収50万近く。年収にして500万を超えることも可能です。
その際は自分の能力をしっかりアピールして、病院にとって欠かせない人材になりましょう。
防災に対する意識が高まっている今、災害看護師は重宝されている人材です。
資格を持っているなら、存分に生かせる施設を選んでください。