訪問看護

訪問看護

近年、訪問介護の需要は増えつつあります。クオリティ・オブ・ライフ。生活の質を
医療や介護に求めるという考え方が浸透してきたからです。

 

年を取って体が不自由になったり、病気などで日常生活が困難になった場合でも、
住み慣れた家で自分らしく生活していきたいと思う人が増えているのです。

 

本人の意思確認ができない場合は家族が代わりに意思表示をしますが、
病院や介護施設を選ぶ以外に自宅で訪問介護を頼むケースも増えてきました。

 

介護というと、仕事がきつい割に報酬が低いという先入観があるかと思います。
新しい人材が入ってこないので今いる人に負担がのしかかっていく・・という負のスパイラルが起きています。

 

訪問介護においては特に人材不足が深刻で、サービスの需要に供給が全く追いついていません。
どの施設も、のどから手が出るほどに看護師を求めています。

 

訪問介護における看護師の仕事は、入浴時のバイタルチェックや定期的な健康診断、
病気にかかった場合の治療などがあります。

 

一刻を争うような緊急事態でも、看護師がいれば応急処置が可能です。
重症化を防ぐこともできますし、病気の兆候があれば発症を予防することもできます。

 

特にお年寄りは抵抗力が弱く、ちょっとした風邪でも肺炎を起こしてしまうこともあります。
必要な時に医療を受けられるよう、配慮が必要なのです。

 

病院と違って一人の看護師が受け持つ利用者は一人だけ。その分、細やかなケアを実践できます。
利用者の話し相手になったり、相談を受けることで心のケアもできます。

 

一人一人と向き合って、患者さんにとって本当に必要なことを提供したいとお考えなら、
訪問看護に転職してみてはいかがでしょうか。きっと、充実した日々を送れることと思います。